催し物
東園バードハウスで「はねのいろ・いろいろ」展を始めました
 └─ 2024/06/08
 上野動物園の東園にあるバードハウスでは、たくさんの鳥を飼育展示しています。館内に入ると、体の大きさやくちばしのかたちもさまざま。くらす環境も樹上や地上とさまざま。聞こえてくる鳴き声もさまざまで、まさに多種多様という言葉を体現するような鳥たちに出会うことができます。

 鳥の特徴のひとつでもある羽も、色とりどりで、その役割もさまざまです。鳥の羽は「飛ぶためのもの」というイメージがあるかもしれませんが、からだを温かく保ったり、からだが傷つかないように守ったりと多くの役割があります。

 2024年6月4日から、バードハウス1階中央の展示スペースでは、鳥の「羽の色」に着目した展示「はねのいろ・いろいろ」を始めました。この展示では、鮮やかな羽の色がどのようにして作られるのか、「羽の色」が鳥の生活のなかでどのような役割があるのかをご紹介します。また、上野動物園で飼育してきた鳥たちの実物の羽を間近で観察することができます。

 展示期間 2024年6月4日(火)〜
      ※展示時間はバードハウスの開館時間に準じる

 場所   東園 バードハウス1階 中央展示スペース


展示「はねのいろ・いろいろ」(2024年6月2日撮影)

 羽展示をご覧になったあとには、ぜひ、生きている鳥たちの羽にも注目してみてください。地味に思える色の羽は鳥が身を隠すのに都合がよかったり、頭の上の鮮やかな色の羽を異性へのアピールに使ったりと、新たな発見に出会えるかもしれません。

 また、鳥たちのいるところの下をみると、いろいろな羽が落ちているかもしれません。その羽の持ち主はどの鳥でしょうか? どんな役割のある羽なのでしょうか?

 鳥もさまざまですが、動物の観察のしかたもさまざま。いろいろな視点で、バードハウスの展示を楽しんでいただけたらと思います。


展示している鳥の羽の一部。どの鳥の羽でしょう?(2024年6月3日撮影)

(2024年06月08日)



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