催し物
1/20 干支の講演会2019「猪突猛進しないイノシシの生態」(※募集終了しました)
 └─ 2018/12/13

 上野動物園では、2019年の干支の動物であるイノシシに焦点を当て、講演会を開催します。

 イノシシは人里のすぐ近くで生活していて、全国的に多大な農業被害も発生していますが、都市部の住民だけではなく、農家の方にも、イノシシとはどんな動物なのか意外に知られていません。被害を防ぐための研究を進めるうちに、高さ1メートルの障害物を飛び越える運動能力があっても、実は跳びたくないイノシシの特徴や、ウマやイヌに並ぶほどの学習能力を持つこともわかってきました。

 誰もが名前を知っていながら、その本当の姿を知らないイノシシを、行動や生態の面から探ります。この講演会は事前申込制となりますので、お誘い合わせのうえ、ぜひご応募ください。


日時 2019年1月20日(日) 13時~16時

場所 東京都美術館 講堂(東京都台東区上野公園8-36)
   JR上野駅公園口から徒歩7分、上野動物園から徒歩3分
   ※上野動物園内ではありませんのでご注意ください。

対象 小学5年生以上(中学生以下は保護者同伴)

定員 200名

内容
◆ ① 都立動物園・水族園4園の園長による新年のご挨拶と、最近の4園のニュースのご紹介
 ① 福田 豊(恩賜上野動物園) ②永井 清(多摩動物公園)
 ③日橋一昭(井の頭自然文化園) ④ 田畑直樹(葛西臨海水族園)

◆ ② 講演「猪突猛進しないイノシシの生態」
 江口祐輔 氏(農業・食品産業技術総合研究機構 西日本農業研究センター 鳥獣害対策技術グループ長)

【江口氏プロフィール】
 麻布大学大学院獣医学研究科で動物の行動や心理を研究し、農水省の研究機関である農業・食品産業技術総合研究機構で動物行動学にもとづいた被害防除などを担当。麻布大学大学院客員教授。
 主な著書は『イノシシから田畑を守る―おもしろ生態とかしこい防ぎ方』(農山漁村文化協会)、『農作物を守る鳥獣害対策: 動物の行動から考える』(編著、誠文堂新光社)など。

応募方法
 はがきまたは受付フォームで以下のとおりお申し込みください。

○はがき
 参加希望者全員(合計5名まで)の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名(ふりがな)・電話番号、「質問1:この講演会を何で知りましたか?」及び「質問2:この講演会に関し、興味があること、または質問したいこと」への回答を明記のうえ、以下の宛先までお申し込みください。

  【宛 先】〒110-8711 台東区上野公園9-83
       上野動物園 教育普及係「干支の講演会2019」
  【締 切】2019年1月7日(月)必着 ※募集終了しました。

○受付フォーム
 ※募集終了しました。

※応募者多数の場合は抽選とし、2019年1月12日(土)までに、当選の方にのみ参加証の発送をもってお知らせいたします。
※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
 また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

その他
 本講演会当日に限り、上野動物園の各門で参加証のご提示をいただくと、無料でご入園いただけます。
 なお、講演会終了後は入園時間を過ぎているため、ご入園はできません。

(2018年12月13日)
(2019年01月08日:募集終了を追記)


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