上野動物園は、毎年、台東区と上野の山の博物館や美術館などの文化施設が連携してさまざまな催しを開催する
「上野の山文化ゾーンフェスティバル」に参加しています。
当園では、東京芸術大学の学生による作品展
「ビバ!芸大生がやってきた!」のほか、本フェスティバル恒例の講演会シリーズでは、土居園長が
「懐かしのデパート動物園の濫觴(らんしょう)」をテーマに講演(要申込)をおこないます。ぜひ、芸術・文化の秋を感じてください!
1.企画展「ビバ! 芸大生がやってきた!」
上野動物園のとなりにある大学、それは東京芸術大学。芸大生にとって、すぐとなりにある当園の動物たちが格好のモチーフであることは言うまでもないことですし、昔からずっとそうでした。そんな芸大生が当園にやってきて、動物作品展をおこないます。今回の展示会場である、2014年で15周年を迎えた両生爬虫類館(ビバリウム)の動物にちなんだ作品も展示します。動物の新たな魅力を伝える作品たちが、みなさんのお越しを「ビバ!(万歳!)」と歓迎します!
Part1「ビバ! 日本画」
(日本画専攻2年生の作品25点)
日時 2014年10月7日(火)から10月19日(日)まで、連続13日間
※期間中に作品の入替をおこないます。
会場 西園 両生爬虫類館(ビバリウム)エントランスホール
展示作品のモチーフ動物(★は両生爬虫類館にちなんだ動物)
★ワニ、ゾウ、キリン、タテガミオオカミ、ペンギン、なかよし広場の動物たち など
Part2「ビバ! 鋳金」
(鋳金専攻2・3年生、および大学院生・研究生の作品26点)
日時 2014年10月28日(火)から11月9日(日)まで、連続13日間
会場 西園 両生爬虫類館(ビバリウム)エントランスホール
展示作品のモチーフ動物(★は両生爬虫類館にちなんだ動物)
★カメ、★ワニ、★ヘビ、ジャイアントパンダ、カピバラ、カワウソ、クジャク など
2.講演会シリーズ 園長講演「懐かしのデパート動物園の濫觴(らんしょう)」参加者募集
昭和20年代から30年代にかけて、いくつかのデパートの屋上には動物園がありました。このようなデパート動物園の濫觴(「物事の始まり」を表す言葉)は明治・大正期に開催された三越の児童博覧会などで、今日でも昆虫などの展覧会にその流れをみることができます。日本に育ったデパート動物園の経緯を解き明かしながら、日本の動物園のあり方について考えます。
日時 2014年11月23日(日)14時~15時30分
会場 東京都美術館 講堂 ※上野動物園ではありませんので、ご注意ください。
定員 230名
演題 講演番号12「懐かしのデパート動物園の濫觴」
※講演会シリーズでは、上野の山文化ゾーンフェスティバルに参加している各施設で開催する講演会
に通し番号が付いています。
講師 上野動物園長 土居利光
応募方法
①往復はがき
往信面に住所・氏名(ふりがな)・参加人数(1枚で2名まで。2名の場合はそれぞれの氏名を明記)・電話番号・講演番号12と演題を、返信面に郵便番号・住所・氏名を明記のうえ、以下のあて先までお申し込みください。
【あて先】 〒110-8615 台東区東上野4-5-6 台東区役所文化振興課内「上野の山文化ゾーン」係
②インターネット(2014年8月9日より受付開始)
台東区ホームページの「文化・観光情報」から「文化・芸術への取り組み」の「上野の山文化ゾーン講演会シリーズ」のページにアクセスし、専用フォームから電子申請でお申し込みください。
③携帯電話(2014年8月9日より受付開始)
下の2次元コード(台東区電子申請・届出メニューサイト)からお申し込みください。
※応募多数の場合は抽選となり、当落にかかわらずお知らせします。当選者には「参加券」をお送りします。
締切 2014年11月6日(木)必着
問い合わせ 上野の山文化ゾーン連絡協議会事務局(台東区文化振興課内)
電話 03-5246-1153(平日8時30分~17時)
【上野の山文化ゾーンフェスティバルとは】
台東区と上野の山の文化施設などで組織する「上野の山文化ゾーン連絡協議会」が主催し、各施設などが相互に交流・連携を深めることによって、上野の山を芸術・文化の拠点として発展させることを目的にして毎年秋に開催しています。
秋の講演会シリーズは、これらの文化施設が、幅広い分野の講師陣を揃え、上野の山の多彩な魅力を知る機会として好評を博しています。
写真上 日本画の作品例:ニホンザル
写真中央 鋳金の作品例:カメ
写真下 上野動物園長 土居利光
(2014年07月24日)