2013年６月、アフリカ諸国の開発やアジアとのパートナーシップを目的とした第５回アフリカ開発会議（※１）が横浜市で開催されます。当園ではこの会議にあわせて、絶滅危惧種であるゴリラの生態やその保護について紹介するイベントを開催します。

１．ゴリラの映像紹介「ルワンダ共和国・ヴィルンガ火山標高3000ｍの草原で待っています──マウンテンゴリラより」

日時　2013年５月25日（土）・26日（日）
　　　10時～12時
場所　上野動物園　西園　動物園ホール
定員　各日140名（参加無料・申込不要）
内容
　ルワンダ共和国とそこに暮らすマウンテンゴリラを紹介する映像を上映します。マウンテンゴリラをイメージした歌「ゴリラの森から」も紹介します。

２．スポットガイド「上野動物園で暮らすゴリラたち」

日時　2013年５月25日（土）　13時30分～14時30分
場所　上野動物園　東園　ゴリラ舎周辺
　　　※参加無料・申込不要
内容
　飼育担当者やボランティアがゴリラの個体紹介やエサなどのガイドをおこないます。

３．講演会その１「マウンテンゴリラの現状」

日時　2013年５月25日（土）15時～16時
場所　上野動物園　西園　動物園ホール
定員　各日120名（参加無料・申込不要）
内容
　ルワンダマウンテンゴリラソサエティ（※２）のメンバーが、世界で1,000頭以下しか残っていないと言われるマウンテンゴリラの現状をお伝えします。

４．講演会その２「日本のゴリラからアフリカのゴリラへ」

日時　2013年５月26日（日）13時～17時
場所　上野動物園　西園　動物園ホール
定員　中学生以上120名　※要申込です。
内容
　アフリカに生息するゴリラの生態や現状､日本の動物園でのゴリラ飼育について､第一線で活躍中の講師の皆さまをお招きしてご紹介します。

＜講演者＞
　ルワンダ大使（通訳付き）
　島 泰三（ルワンダマウンテンゴリラソサエティ代表）
　山極 寿一（京都大学大学院教授）
　長谷川 寿一（東京大学大学院教授）
　渋谷 康（名古屋市東山動植物園ゴリラ飼育担当）
　上野動物園飼育展示課職員

応募方法
　往復はがきまたはEメールでお申込みください。応募者多数の場合は抽選をおこない、当落にかかわらずお知らせします。

＜往復はがき＞
　希望者全員の氏名（ふりがな）・年齢・代表者の住所・氏名・年齢・電話番号を明記し、返信面に代表者の住所・氏名を記入の上、下記あて先までお送りください。

　【あて先】〒110-8711 東京都台東区上野公園９-83
　　　　　　上野動物園「ゴリラ講演会」係

　【締　切】2013年５月９日（木）消印有効

＜Eメール＞
　gf@tokyo-zoo.net あてに件名を「ゴリラ講演会」とし、本文に希望者全員の氏名（ふりがな）・年齢・代表者の住所・氏名・年齢・電話番号を記入してお送りください。
　
※お申込みの際は、@tokyo-zoo.netからのインターネットメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。（特に、携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。）

【締　切】2013年５月９日（木）送信分まで有効


※１　アフリカ開発会議
（TICAD: Tokyo International Conference on African Development）
　アフリカ開発会議は、日本政府が国連、国連アフリカ担当事務総長特別顧問室(UN-OSAA)、国連開発計画(UNDP)、世界銀行と共催するアフリカの開発をテーマとする国際会議のこと。TICADには、アフリカ諸国のほか、開発パートナーであるアジア諸国、援助国、国際機関、市民社会組織、民間セクター、各国の議会などを含むさまざまな関係者が参加している。初めての開催は1993年。これ以降５年に１度開催され、今年は５回目、６月１日～３日に横浜で開催される。
・第５回アフリカ開発会議のWebサイト

※２　ルワンダマウンテンゴリラソサエティ
　ルワンダ共和国のマウンテンゴリラの保護活動をおこなっている民間団体。連絡先はルワンダ大使館。


写真上 ルワンダのマウンテンゴリラ（撮影：阿部雄介）
　　下 第５回アフリカ開発会議（TICAD V）ロゴマーク

（2013年04月25日）