催し物
6/25 講演会「ホタルが送る私たちへのメッセージ」を開催します
 └─2016/04/29

 初夏の風物詩として親しまれているホタル。かつては身近な生き物のひとつだったホタルですが、都市化が進み、生息できる環境はどんどん減っています。

ゲンジボタル
学生によるホタルの生息環境づくり

 こうしたなか、全国各地でホタル保全のための活動がおこなわれており、多摩動物公園でも2009年から園内の湧水を利用してホタルの生息地作りに取り組んでいます。

 今回、多摩動物公園でおこなわれている取り組みをご紹介するとともに、40年以上にわたって世界中のホタルを研究し、国内の環境保全にも携わってきた大場信義先生をお迎えし、ホタルの不思議な世界についてご紹介する講演会を開催します。事前のお申し込みは不要です。ぜひご参加ください。

日時 2016年6月25日(土)13時30分~15時30分
場所 多摩動物公園ウォッチングセンター内動物ホール
定員 150名(参加無料)
対象 中学生以上を想定した内容ですが、どなたでもご参加になれます。

内容 講演「ホタルが送る私たちへのメッセージ」
   大場信義先生(大場蛍研究所所長、全国ホタル研究会名誉会長)

参加方法
 事前のお申し込みは不要です。入園料をお支払いの上、会場(ウォッチングセンター内動物ホール)までお越しください(先着順)。定員に達した場合、入場できない場合もありますのでご了承ください。

講師プロフィール
 大場信義(おおば・のぶよし)──1945年神奈川県生まれ。大場蛍研究所所長、全国ホタル研究会名誉会長。東京理科大学卒。元・横須賀市博物館主任学芸員。理学博士。
現在は、独立行政法人産業技術総合研究所客員研究員、横須賀市長井海の手公園ソレイユの丘「ホタル館」顧問を務める。ホタルの発光行動や習性の研究を進めるかたわら、水辺の環境保全にも力を注いでいる。日本はもちろん、世界各地のホタルに詳しい。ニュージーランドやパプアニューギニアなどを含め、調査に訪れた国は10か国以上。『ホタルの里』(フレーベル館)、『ホタルの木』『ホタルの不思議』(以上、どうぶつ社)、『ホタルのコミュニケーション』など、ホタルに関する著書多数。

(2016年04月29日)



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