催し物
2/17 保全フォーラム講演会「コウノトリがつなぐ保全の輪」開催(受付終了)
 └─2013/01/10

 ニホンコウノトリは、かつて日本全国に生息していましたが、明治以降に激減し、国内に生息していた個体群は1971年に絶滅しました。多摩動物公園では、中国から導入した個体が1988年に国内ではじめて繁殖に成功し、その後も順調に飼育数を増やし、現在では兵庫県立コウノトリの郷公園が取り組む野生復帰や、「コウノトリ・トキの舞う関東自治体フォーラム」が進める保全事業にも協力しています(くわしくはこちら)。

 このたび多摩動物公園で開催する保全フォーラム講演会では、「コウノトリがつなぐ保全の輪」をテーマに、ニホンコウノトリを通じてヒトと野生動物の共存を図りながら、保全活動を進める地域の実情、自治体の取組みや動物園の関わり方などについてお話しします。

 応募はEメールまたは往復はがきで受け付けます。締切は2013年2月9日です。ご応募をお待ちしています。

 パンフレットをダウンロードする(PDF、約1.6MB)

日時 2013年2月17日(日)13時~16時30分
場所 多摩動物公園ウォッチングセンター内動物ホール
対象 中学生以上
定員 150名(事前申込制)
主催 公益財団法人東京動物園協会
後援 公益社団法人日本動物園水族館協会

内容
◎基調講演
「コウノトリが食べる生きもの、コウノトリに
 食べられる生きもの」
 講師:長谷川雅美 氏(東邦大学理学部教授)

◎各地の取組み
・「ニホンコウノトリをシンボルとした
  自然再生の取組み」
 講師:根本崇 氏(千葉県野田市長)

・「豊岡盆地におけるニホンコウノトリの野生復帰」
 講師:内藤和明 氏(兵庫県立コウノトリの郷公園)

・「“ニホンコウノトリ繁殖基地” 多摩動物公園の役割」
 講師:大橋直哉(多摩動物公園飼育展示課)

◎総合討論
 質疑応答など

応募方法
 Eメールまたは往復はがきでお申込みください。応募者多数の場合は抽選をおこない、当落にかかわらずお知らせします。

・Eメール
 forum@tokyo-zoo.net あてに、件名を「保全フォーラム申込み」とし、本文に参加希望者全員の氏名・年齢、代表者の住所・氏名・連絡先電話番号を記入してお送りください。お申込みの際は、@tokyo-zoo.net からのインターネットメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。

 【締 切】2013年2月9日(土)送信分まで有効

・往復はがき
 参加希望者全員の氏名・年齢、代表者の住所・氏名・連絡先電話番号を、返信面に住所・氏名を明記のうえ、下記のあて先までお送りください。

 【あて先】〒191-0042 東京都日野市程久保7-1-1
       多摩動物公園「保全フォーラム」係

 【締 切】2013年2月9日(土)消印有効

 申込は1人1枚まで。申込者多数の際は抽選をおこない、当落にかかわらずお知らせします。


<関連ページ>
保全への取組「希少動物の飼育と保全」
保全への取組「保全と教育普及活動」
保全への取組「野生生物保全センター」

(2013年01月10日)



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