催し物
3/16 高校生・大学生向け講座「海の学び舎2024」第2回「サンゴ一斉産卵の同調機構を考える」開催!(※募集終了しました)
 └─2025/02/13
※募集終了しました。



 「海の学び舎2024」は、第一線で活躍する研究者やナチュラリストが海や川の環境、そこにくらす生き物のおもしろさ、そして研究することの楽しさを紹介する、高校生・大学生向けのシリーズ講座です。

 第2回はサンゴの研究をされているお茶の水女子大学の服田昌之氏を講師にお招きします。サンゴの特徴的な繁殖行動に一斉産卵があります。別々の個体が、同じ時期、同じ時間、同じ場所で産卵する一斉産卵は、どうやって起こるのでしょうか?まだまだ分からないことばかりのサンゴの一斉産卵について一緒に考えてみませんか?高校生・大学生の皆さん、ぜひご参加ください!


一斉産卵で水面に浮かぶ卵。夜空に月が見える


産卵中には魚が卵を食べにくる(左)、産卵前のサンゴ断面図、薄茶色の卵が見える(中央)、卵の塊が放出されているところ(右)

日時  2025年3月16日(日) 10時~12時
場所  本館2階 レクチャールーム
    ※ウェブ会議サービス「Zoom」を併用したハイブリッド形式です。
対象  高校生・大学生 ※専門学生や大学院生を含みます。
定員  30名(オンライン参加は50名) ※事前申込制(先着順)
参加費 無料(入園料も無料となります)
    ※オンライン参加のための通信料は参加者ご自身の負担になります。
内容  「サンゴ一斉産卵の同調機構を考える」
講師:服田昌之 氏(お茶の水女子大学理学部生物学科 教授)

【要 旨】
 サンゴは動けないため同じ種の複数個体が同じタイミングで産卵しないと受精できません。一方で、何種類ものサンゴが一斉に産卵する現象もあります。どのようなしくみがあれば、年に一度、満月前後の同じ日、そして同じ時刻に、同調して産卵することができるのでしょうか。まだ何もわかっていない大きな謎です。状況証拠からどこまで謎を追い詰めることができるのか、一緒に考えてみましょう。また最後に私の研究の変遷を紹介します。

【服田氏プロフィール】
 お茶の水女子大学理学部生物学科教授。博士(理学)。国立遺伝学研究所を経て2000年からお茶の水女子大学勤務。人との縁に導かれて、サンゴの研究に着手することになり、30年以上にわたって年に一度のサンゴの産卵を捉えて卵を採取し、一斉産卵での異種交雑、浮遊幼生から固着生活への着生・変態の機構など、多角的に研究を進めてきました。


服田氏

応募方法

 受付フォームで以下のとおりお申し込みください。

 お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netおよび@kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。なお、お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、葛西臨海水族園 教育普及係までご連絡ください。

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 ※外部サイト(kintoneapp.com)に移動します。kintoneapp.comは、トヨクモ株式会社が管理運営するウェブサイトです。今回のプログラム参加者募集に際して応募者の方々からご提供いただく個人情報は、トヨクモ株式会社が管理するサーバーに厳重に保管し、目的のための使用終了後、すみやかに削除するなど、厳正かつ適正な運用をおこないます。

【問い合わせ先】葛西臨海水族園 教育普及係
        03-3869-5152(代表) ※受付時間は9時30分〜17時
【締    切】2025年3月14日(金)送信分まで有効 ※募集終了しました。

※応募はひとり1回に限ります。また、1回につきひとり分のみ応募できます。同じ応募者による複数の応募はすべて無効となりますのでご注意ください。
※2月13日(木)から募集を開始し、先着順で受け付けます。
※締切前に定員に達した際はお知らせします。
※実施についての最新の情報は同ページをご確認ください。

(2025年02月13日)
(2025年03月15日:募集終了について追記)


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