※2019年1月18日追記:募集を締め切りました。ご応募ありがとうございました。
公益財団法人東京動物園協会では、葛西臨海水族園において、小笠原の自然や魅力、小笠原に生息する動物やそれらを取り巻く環境、小笠原における野生生物保全の重要性を伝える講演会を開催します。
第一線で活躍する研究者や都立動物園が取り組むさまざまな保全活動の現状について報告しますので、ぜひご参加ください。
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ユウゼン | アナカタマイマイ |
日時 2019年1月19日(土) 13時30分~16時30分
場所 葛西臨海水族園 本館2階 レクチャールーム
対象 どなたでも参加できます
※年齢制限はありませんが、高校生が理解できる内容になります。
定員 80名 ※事前申込制(先着順)
参加費 無料(入園料も無料となります)
内容
◆第1部 基調講演「小笠原の魚たち〜魚類相と遺伝子から見た特徴」
栗岩 薫 氏(国立科学博物館 動物研究部 非常勤研究員)
【要旨】
南北に長く伸びる日本周辺海域の魚類相は、世界的にも特異なものです。その理由は、沿岸を流れる黒潮・対馬暖流・親潮などにより寒
帯・温帯・亜熱帯・熱帯性という異なる起源をもつ魚たちが並存すること、また内海である日本海、開けた太平洋、大陸棚上の琉球列島、
海洋島である伊豆・小笠原諸島など、多様な地理的環境が存在することにあります。
本講演では、こうした日本の魚類の多様性を知る上で重要な海域の一つ、小笠原を対象に、種多様性(どのような種がいるのか)と遺伝
的多様性の二つの観点から、その特徴を紹介します。 |  栗岩 薫 氏 |
【栗岩氏プロフィール】
1974年神奈川県生まれ。専門は生物地理学・分子系統学・集団遺伝学。農学博士。小笠原には2009年から通っている。
著書に『黒潮の魚たち』(分担執筆、東海大学出版会)、『小学館の図鑑Z 日本魚類館』(分担執筆、小学館)、『モリでひと突き』(毎日新聞社)など。
◆第2部「都立動物園・水族園が取り組む保全活動」
(1)「都立動物園水族園が取り組む小笠原産希少生物の保全」
荒井 寛(多摩動物公園 野生生物保全センター)
(2)「小笠原産陸生巻貝(アナカタマイマイ)の繁殖」
杉田 務(多摩動物公園 昆虫園飼育展示係)
(3)「小笠原のチョウチョウウオ ユウゼンの生態調査」
児玉 雅章(葛西臨海水族園 調査係)
応募方法
Eメールで以下のとおりお申し込みください。
bonin2018@tokyo-zoo.net宛に、件名を「小笠原講演会」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
【締 切】
定員になり次第締切
※12月13日(木)から募集を開始し、先着順とします。
定員に達した場合は、ホームページでお知らせします。
募集を締め切りました。ご応募ありがとうございました。
※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
(2018年12月13日)
(2019年01月18日:募集終了を追記)