葛西臨海水族園では、海鳥をテーマにした講演会を開催します。当園ではウミガラス、エトピリカという海鳥を飼育しており、繁殖にも成功しています。現在は各30羽程飼育していますが、国内では絶滅危惧種に指定されている鳥でもあります。
本年度、当園は日本で唯一ウミガラス(オロロン鳥)が繁殖する天売島のある北海道の羽幌町とパートナーシップ協定を結び、海鳥の保全や持続可能な海洋資源の活用に向けて共に活動していきます。
今回の講演会では、水族園でも飼育しているウミガラスや北海道の天売島におとずれる海鳥の魅力、そして人との関わりを紹介します。また、講演会のはじめにパートナーシップ協定の調印式を実施します。
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石郷岡卓哉氏 | ウミガラス 写真提供:斉藤 暢氏 |
日時 平成30年11月25日(日)14時〜16時30分
場所 本館2階 レクチャールーム
対象 どなたでも参加できます
※年齢制限はありませんが、小学校高学年が理解できる内容になります。
定員 80名
内容
1. 羽幌町とのパートナーシップ協定の調印式
2. 講演会
第1部「ようこそ、海鳥がにぎわう羽幌町へ」
石郷岡卓哉 氏(羽幌町町民課 北海道海鳥センター 環境衛生係)
【講演要旨】
北海道の北部、日本海に面した羽幌町は、海と森に囲まれた自然豊かな町です。その海に浮かぶ天売島は、春から夏にかけて8種類、約100万羽の海鳥が集まります。中でもウミガラスは「オロロン鳥」と呼ばれて親しまれ、町のシンボルになっています。他にもケイマフリやウトウなど島に集まる海鳥と、海鳥を守る取り組みなど、人と海鳥の関わりについて紹介します。
【石郷岡卓哉氏プロフィール】
1974年神奈川県横浜市生まれ。1995年、日本野鳥の会レンジャーとして千葉県習志野市谷津干潟自然観察センターに勤務。1999年、日本野鳥の会退職後、アジア各国を放浪する。2001年、北海道海鳥センターに勤務し、展示や観察会など、主に普及啓発業務を担当する。
第2部「オロロンで繋がる」
野島大貴(葛西臨海水族園 飼育展示係)
【講演要旨】
当園では、オロロン鳥(ウミガラス)を飼育するだけでなく、羽幌町や環境省と協力し様々な取り組みを行っています。今回は飼育している海鳥について、そして羽幌町や環境省と協力して行っている取り組みを紹介しながら、「繋がる」ことの大切さをお話しします。
応募方法
Eメールで以下のとおりお申し込みください。
umidori@tokyo-zoo. net宛に、件名を「海鳥講演会」とし、本文に希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に、携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
【締切】先着順で受け付け、定員になり次第締め切ります →
※募集終了しました(2018年11月23日17時)
※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当講演会に関するご連絡のみに使用します。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
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(2018年10月26日)
(2018年11月23日募集終了)
(2018年11月02日:チラシを追加)