葛西臨海水族園では、特設展示「見えない海の生き物たち」を開催します。
海の中にくらすのは、目に見えている生き物ばかりではありません。水中を漂う小さな生き物、砂や海藻の間に隠れ
てくらす生き物、他の生き物の体を利用して生活する生き物などさまざまな生き物がいます。
今回の特設展示は、このような「見えない海の生き物たち」に焦点を当て、普段見ることが難しい生き物を見えるようにしてみようという企画です。

ヤコウチュウ
期間 2017年12月14日(木)~2018年4月24日(火)
場所 本館1階「東京の海」エリア 特設展会場
展示内容
会場は、海で生き物を探すようなイメージでデザインされています。
「小さくて見えない」・「隠れて見えない」・「とけ込んで見えない」の3つのゾーンに分かれており、それぞれの生き物の特徴が学べます。
① 小さくて見えない
海の中には、水中を漂うプランクトンをはじめ、海岸の砂の隙間でくらすものなど多種多様な小さな生き物がいます。そんな小さくて見えない生き物たちの姿をのぞいてみましょう。
② 隠れて見えない
生き物たちはさまざまな環境に適応してくらしています。干潟の砂の中やなんと生きた魚の体内にも! 普段は目にすることがない、思いもよらないところでくらす隠れた生き物たちを紹介します。
③ とけ込んで見えない
海の生き物には、周りの環境に溶け込んで見つからないように工夫をしているものがいます。岩の模様や海藻の色に似せたり、透きとおった体で水中にまぎれたり。生き物たちのとけ込みの術を見やぶれますか?