2024年9月23日更新:
実地参加の募集は終了しました。
オンラインでの参加は引き続き募集中です。ぜひオンラインでご参加ください。
井の頭自然文化園では、長崎県対馬に生息する絶滅危惧種ツシマヤマネコの保護と繁殖に取り組んでおり、10月8日の
「ツシマヤマネコの日」にちなんで、例年10月にヤマネコの保全に関する講演会をおこなっています。
動物園でおこなうヤマネコの保全に加えて、今年はツシマヤマネコ野生順化ステーション(動物園で生まれたヤマネコが対馬の自然の中で生きていけるように訓練する施設)の設立10周年にあたるため、環境省の谷口晃基氏をお招きし、この10年間の取組についてご講演していただきます。
希少な野生動物の保全活動に関心のある方々のご参加をお待ちしています。
日時 2024年10月13日(日) 13時30分~16時
場所 動物園(本園)資料館2階 集会室
※YouTubeチャンネルでオンライン配信もおこないます。
対象 どなたでもご参加できます
※内容は小学校高学年以上を対象としています。
定員 実地定員:40名 ※実地参加は定員に達したため募集終了しました
オンライン参加定員:100名
※事前申込制(先着順)
参加費 無料
※入園料も無料となります
※通信料は参加者ご自身の負担となります。
内容
◆講演1「井の頭自然文化園が取り組むヤマネコの保全と飼育」
唐沢瑞樹(井の頭自然文化園 飼育展示係)
【要旨】
井の頭自然文化園は2000年(平成12年)からアムールヤマネコの飼育を始め、その後2006年(平成18年)よりツシマヤマネコは飼育を始めました。アムールヤマネコでは自然繁殖や人工授精による繁殖もあり、ツシマヤマネコの繁殖にもそれらの飼育技術の活用が期待されています。
今回は井の頭自然文化園におけるヤマネコ飼育と保全を中心に、近年の取組についてもお話します。
◆講演2「ツシマヤマネコ野生順化ステーションにおける野生復帰技術開発について」
谷口晃基 氏(環境省対馬自然保護官事務所厳原事務室 自然保護官)
【要旨】
ツシマヤマネコ野生順化ステーションは、ツシマヤマネコの野生復帰に向けた技術開発の中核施設として平成26年度に整備されました。当施設でこれまで実施した野生順化訓練の結果、動物園生まれのヤマネコがケージ内の野生の餌動物を捕食できるようになるなど一定の知見が得られています。講演会では野生復帰の考え方、野生順化訓練の一連の流れや飼育手法などをご説明します。また、対馬南部の下島におけるヤマネコの生息状況の推移を踏まえて、今後のヤマネコの保全についてもお話します。

ツシマヤマネコ野生順化ケージ
【谷口氏プロフィール】
2021年環境省入省。本省での外来生物対策、沖縄奄美事務所での国立公園管理の経験を経て、2023年度より現職。ツシマヤマネコの野生復帰に関する検討、対馬南部の下島における生息域内保全、普及啓発の他、ツシマウラボシシジミの保全やツマアカスズメバチの防除等を担当。

谷口晃基氏
応募方法
受付フォームで以下のとおりお申し込みください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netおよび@kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。なお、お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、井の頭自然文化園 教育普及係までご連絡ください。
《実地参加はこちらの受付フォームからお申し込みください》
《オンライン参加はこちらの受付フォームからお申し込みください》
※外部サイト(kintoneapp.com)に移動します。kintoneapp.comは、トヨクモ株式会社が管理運営するウェブサイトです。今回のプログラム参加者募集に際して応募者の方々からご提供いただく個人情報は、トヨクモ株式会社が管理するサーバーに厳重に保管し、目的のための使用終了後、すみやかに削除するなど、厳正かつ適正な運用をおこないます。
【問い合わせ先】井の頭自然文化園 教育普及係
0422-46-1100(代表) ※受付時間は9時30分〜17時
【締 切】実地参加 :2024年10月11日(金)送信分まで有効
※定員に達したため募集終了しました
オンライン参加:2024年10月12日(土)送信分まで有効
注意事項
※締切前に定員に達した際は、井の頭自然文化園公式サイトでお知らせします。
※応募はひとり1回に限ります。
同じ応募者による複数回の応募はすべて無効となりますのでご注意ください。
※お申し込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該プログラムに関するご連絡のみに使用いたします。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
(2024年09月12日)
(2024年09月23日:実施参加の募集終了)