※展示補修作業のため、5月6日(土)〜14日(日)は一時観覧を中止します。
※工事が予定より早く終了したため、5月12日(金)から展示を再開しました。詳細はこちらをご覧ください。
かつての井の頭池は、豊富な湧き水に支えられ、多様な生き物がくらす豊かな池でした。しかし近年、池の環境は大きく変わり、見られる生き物も大きく変わってしまいました。そこで、市民と行政が一体となり、昔のような井の頭池の姿を取り戻そうと、2014年から2017年までに3回の「かいぼり」がおこなわれました。それから5年、井の頭池はどのように変わったのでしょうか。
この
特設展「変わりゆく井の頭池」では、かいぼりの前後、そしてその後も年々変化する井の頭池の生き物と環境について紹介し、井の頭池を「理想の姿」に近づけていくためにできることを、みなさんといっしょに考えたいと思います。

井の頭池(大正時代)
期間 2023年2月17日(金)〜6月4日(日)
場所 水生物館 特設展示場
内容
(1)かいぼり前の井の頭池
湧き水が豊富だったころの池と、湧き水が減り外来生物が持ち込まれた池のようすを比較しながら紹介します。
(2)今(かいぼり後)の井の頭池
かいぼりをしたことにより改善された点と残された課題を紹介します。
(3)井の頭池の将来像についてのアンケート調査
変わりゆく井の頭池が将来どんな池であったらよいか、またその姿に近づけるためにできることは何か、みなさんのご意見をうかがいます。
展示予定生物
イノカシラフラスコモ、ナガエミクリ、モツゴ、ギンブナ、コカナダモ、アメリカザリガニ
協力
認定NPO法人 生態工房
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イノカシラフラスコモの群落 | アメリカザリガニ |
本特設展は、
東京都都市公園制度制定150周年記念事業の一環として開催します。

(2023年01月26日)
(2023年05月06日:一時展示中止について追記)
(2023年05月16日:展示再開について追記)