催し物
3/7 第55回高碕賞表彰式と受賞記念講演会「ミヤコドリの人工繁殖と自然繁殖」(※中止いたします)
 └─ 2020/02/13

追記:新型コロナウイルス感染拡大の状況を考慮し、高碕賞表彰式と受賞記念講演会は中止いたします。ご理解くださいますようお願い申し上げます。


 第55回「高碕賞」表彰式と受賞記念講演をおこないます。講演のテーマは「ミヤコドリの人工繁殖と自然繁殖」です。繁殖に成功した上野動物園の飼育担当者がお話しします。

 事前のお申し込みは不要ですので、直接会場にお越しください。どなたでもご参加いただけます。


ミヤコドリ

日時  2020年3月7日(土)13時30分〜15時(予定) ※13時15分から受付開始
場所  井の頭自然文化園 彫刻館B館
定員  80名 ※自由席
参加費 無料(入園料が必要です)
内容
高碕賞表彰式(13:30)

   ・主催者挨拶 (公益財団法人東京動物園協会理事長 早川剛生)
   ・表彰状授与 ( 同上 )
   ・選考結果報告(高碕賞選考委員長、上野動物園長 福田豊)

受賞記念講演(14:00)

   「ミヤコドリの人工繁殖と自然繁殖」(約40分)
     大久保梨奈(上野動物園 西園飼育展示係)

 ミヤコドリは、黒と白の体にオレンジ色の細長いくちばしをもった全長45cmほどの渡り鳥です。
 上野動物園では、2004年に飼育を始めてから10年以上繁殖することがありませんでした。しかし、高緯度にある野生繁殖地の日照に合わせて室内の照明時間を変更し、えさの改善などにも取り組んだ結果、2017年に初めて人工孵化と育雛に成功しました。翌2018年には再び人工繁殖によってひなが育つとともに、親がひなを育てる自然繁殖にも成功しました。
 動物園での繁殖例が少ないなか、試行錯誤しながら飼育環境を整え、繁殖成功に至ったその経緯についてお話しします。

動物園ニュース特別編(14:40)

   「最近の井の頭自然文化園の話題いろいろ」(約20分)
     永井清(井の頭自然文化園長)

関連記事「鳥班レポート2017──今年繁殖した鳥たち[2]ミヤコドリ
「高碕賞」は、動物園の発展振興に尽力した東京動物園協会第二代会長、故・高碕達之助氏(1885~1964、経済企画庁長官、通産相)を顕彰し、1965年に制定されました。東京動物園友の会の雑誌「どうぶつと動物園」に掲載された記事や写真を対象に、動物園事業の発展振興、動物愛護精神の普及にとくに寄与したと認められたものに贈られます。
今回高碕賞を受賞したミヤコドリの記事は「どうぶつと動物園」2019年夏号に掲載されました。

2019年夏号
東京動物園友の会のご紹介ページはこちらです。
どなたでも入会できます。年会費は一般会員2,000円、ジュニア会員1,000円。
(2020年02月13日)
(2020年02月25日:延期について追記)
(2020年05月15日:中止について追記)


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