昔から日本人は、田んぼでお米をつくってきました。春にイネを植え秋にお米を収穫する田んぼには、カエルやさまざまな生き物たちがくらしています。かつて東京にもたくさんあった田んぼで、代表的だったカエルがトウキョウダルマガエルです。しかし、その田んぼは都市化に伴い激減し、わずかに残った田んぼも圃場整備により水路のコンクリート化が進むなど、トウキョウダルマガエルにとってはとてもくらしにくい環境になっています。
特設展示「田んぼがふるさと トウキョウダルマガエル」では、田んぼとトウキョウダルマガエルのかかわり合いを紹介するとともに、トウキョウダルマガエルが食べたり食べられたりの関係にあるさまざまな生き物を展示しています。これらの展示を通して、東京の田んぼと田んぼを「ふるさと」としている多くの生き物の今を見つめてみましょう。
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トウキョウダルマガエル(オタマジャクシ) | トウキョウダルマガエル(成体) |
期間 2015年7月11日(土)~9月27日(日)
場所 水生物園(分園)水生物館特別展示場
展示生物
トウキョウダルマガエル(成体、オタマジャクシ)、ウシガエル、タガメ、タイコウチ、アメリカザリガニ、アオダイショウ、バッタの仲間、クモの仲間、ミジンコの仲間など
(2015年07月11日)