井の頭自然文化園では、井の頭池のこれからについて考える特設展を開催します。
井の頭池は、地の底から勢い良く湧き出る水に支えられ、さまざまな生き物が暮らす池でした。しかし、今では、池の環境が大きく変わり、見られる生き物もすっかり変わってしまいました。どうしてこんなにも変わってしまったのか、そして、この先どうなっていくのかを一緒に考えてみませんか。
期間 2013年11月23日(土・祝)~2014年2月16日(日)
9時30分~16時30分
場所 井の頭自然文化園 水生物園(分園) 水生物館内
内容
特設展では、井の頭池の昔と今のようすを、生物の展示とともにパネルで紹介し、これまでの遍歴や、2014年1月から実施する井の頭池の水を汲み出して干す作業「かいぼり」(※)について紹介します。理想とする井の頭池へ近づけるために、どのようなことができるのかを考えられる内容になっています。
また、2008年と2011年に来園者の方を対象におこなった井の頭池の将来像についてのアンケート結果を紹介するとともに、同様のアンケート調査も実施します。ぜひご参加ください。
※かいぼりとは
池の水を抜いたり汲み出したりして干すことです。今回はブルーギルやオオクチバスなどの外来生物を駆除したり、池の底に溜まったゴミなどを除去します。
主な展示生物
ゲンゴロウ、ナマズ、ムサシトミヨ、オオクチバス、ブルーギル、ウシガエル、カミツキガメ、
アメリカザリガニ
写真:井の頭池の昔(上)と今(下)
(2013年11月14日)
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