長崎県対馬に生息する絶滅危惧種ツシマヤマネコの飼育と繁殖に取り組んでいる井の頭自然文化園では、長崎県対馬市と共催で、「ヤマネコまつり」を開催します。ツシマヤマネコの保全活動に関わる組織や関係者が集まり、さまざまなプログラムをおこないます。
小学生向けの「ツシマヤマネコミニ講座」、対馬市役所職員によるトークショー、ヤマネコ合奏団による「どんぐりと山猫」の公演など、ツシマヤマネコについて楽しく学べる内容です。
◎ツシマヤマネコミニ講座
ツシマヤマネコはどんな動物なのか、生息地の対馬はどんなところなのか、また、どのように保全しているのかを学びます。
日時 2010年11月20日(土)
午前9時30分~正午
集合場所 井の頭自然文化園本園 正門前
対象 小学3~6年生 15名
内容
・対馬市役所スタッフのお話
・ヤマネコ舎でのツシマヤマネコの観察
・ツシマヤマネコ野生個体のフンの観察
応募方法
往復はがきに、希望者の氏名・学年・住所・電話番号を明記し、返信面に住所・氏名を記入して、〒180-0005 武蔵野市御殿山1-17-6 井の頭自然文化園「ツシマヤマネコミニ講座」係までお送りください。応募多数の場合は抽選をおこない、当落にかかわらずお知らせします。
締切 2010年11月9日(火)消印有効
◎トークショー「ヤマネコについて語ろう」
ツシマヤマネコの生息地である対馬で保全活動にたずさわる玖須博一さん(対馬市役所職員)と井の頭自然文化園のスタッフが、2日間にわたりトークショー形式でツシマヤマネコの現状や保全活動の最新情報を紹介します。
日にち 2010年11月20日(土)・21日(日)
テーマと時間
1回目:2010年11月20日(土)午後1時~2時
「ネコとヤマネコ どこがちがう?」
2回目:2010年11月21日(日)午前11時~正午
「トキからヤマネコまで
─地元とともに希少野生動物を守る」
場所 井の頭自然文化園本園の入口正面にある東屋前広場
◎キーパーズトーク
ツシマヤマネコの飼育担当者が、動物舎前でツシマヤマネコのくらしや飼育についてお話しします。
日時 2010年11月20日(土)・21日(日)
各日午後2時30分から約30分
場所 井の頭自然文化園本園 ヤマネコ舎前
◎山猫合奏団「どんぐりと山猫」
ヤマネコといえば、宮澤賢治の「どんぐりと山猫」を思い浮かべる方もいるでしょう。賢治はツシマヤマネコを知っていたのでしょうか?
山猫合奏団による「どんぐりと山猫」では、ピアノと語りで宮澤賢治の心象風景を描きます。子どもも大人も楽しめるプログラムです。
日時 2010年11月21日(日)
午後1時~2時
場所 井の頭自然文化園本園 彫刻館B館
◎ヤマネコテント広場
ツシマヤマネコの保全に関わっているさまざまな組織や関係者が、活動の紹介、普及プログラムの実施、関連グッズ販売をします。
ヤマネコの調査や保全活動に関する生の情報を聞くことができます。
日時 2010年11月20日(土)
正午~午後4時
2010年11月21日(日)
午前11時~午後4時
場所 井の頭自然文化園本園の入口正面にある東屋前広場
内容
・ヤマネコウォッチングシート
・ヤマネコスポットガイド
・都立動物園水族園での希少野生動物の保全活動にいての
紹介(野生生物保全センター)
・ヤマネコの保全活動や調査研究をおこなっている機関に
よる活動や研究成果の発表(対馬市役所、ツシマヤマネ
コ応援団、NPO法人どうぶつたちの病院、日本獣医生命
科学大学野生動物教育研究機構)
・ツシマヤマネコ人形劇(ヤマネコ人形劇団)
・ツシマヤマネコ関連グッズの販売
・どうぶつスタンプでエコバッグを作ろう
(けしゴムスタンプ作家 松野由起子さん : stamp zoo)
・ツシマヤマネコの着ぐるみが登場
(2010年10月01日)
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