催し物
干支展と川上犬の展示──上野 2005/12/10
 2005年12月15日(木)から2006年1月15日(日)まで、新年の干支「戌」を紹介する「干支展」を開催。会場は、上野動物園西園にある動物園ホール1階の「ズーポケット」と、「動物園ステージ」。イヌ科動物の分類パネルや、“復活したイヌ”川上犬の紹介パネルを展示。また、イヌ科動物のパネルで記念撮影(カメラはご持参ください)など。10時から15時30分まで。

 また、12月15日から1月9日、川上犬を「動物園ステージ」で展示します。時間は10時から11時30分まで(雨天の際はズーポケット)。川上犬は、長野県南佐久郡川上村を故郷とする犬。長野県の天然記念物です。猟師によって飼い慣らされた秩父山塊のヤマイヌ(日本オオカミ)を祖とすると古くから言い伝えられ、 抜群の運動神経を持つ野趣あふれる犬です。
 しかし、戦時中、軍より撲殺令が発せられ、いなくなったと思われていました。ところが、昭和30年代になって、八ヶ岳の山小屋で生き残っていたことがわかり、「復活」したのです。現在、川上村で数十頭、全国でも300頭前後しかいない、非常に貴重な犬です。

 ※年賀状に使える川上犬の写真画像を、2005年12月16日から東京ズーネット上で公開します。
 →2005年12月16日、年賀状用の川上犬画像をこちらのページで公開開始! ダウンロードして、ご利用ください。

(2005年12月09日)



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