井の頭自然文化園では、今年も日本の動物と妖怪をテーマとしたスタンプラリーを開催します。
昭和の初期ぐらいまで、東京近郊でもタヌキやキツネにだまされたという話が残っていました。現代からは考えられないほど、かつての日本人は動物や自然と密接に関わってくらしていたのです。多様で奥深い妖怪の世界をのぞいてみると、それらの妖怪を生みだした日本人の感性の豊かさに驚かされます。
4回目となる今年の妖怪ラリーは、開園70周年にちなみ当園で飼育している動物が妖獣となって行進するというストーリーで、日本の動物と妖怪を紹介します。日本の動物と妖怪の世界をのぞいてみましょう。
期間
2012年7月21日(土)~8月31日(金)
場所
動物園(本園)の正門先と、水生物園(分園)の表門先で配布
内容
「日本の動物と妖怪」ブックをもらったら、園内10ヶ所をめぐってスタンプを押しながら、紹介されている動物を観察します。ブックには絵巻風に妖獣が描かれています。
定員
平日:先着100名
土日祝日および8月13日~16日:先着200名
※動物園(本園)と水生物園(分園)あわせての定員です。
イラスト及び協力:天野行雄(日本物怪観光)
日本各地の妖怪を造形活動を通じて紹介するアートユニット・日本物怪観光を主催。観光と物産をテーマに、さまざまな作品を制作、発表している。
写真:「日本の動物と妖怪」ブック
(2012年07月12日)
|