江戸前の海である東京湾は、都市を抱える海でありながら、昔からアサリや浅草海苔など、私たちに豊かな幸をもたらしていました。
この豊かな海と大都市のバランスをこれからも保っていくことは、私たちの生活のあり方とも深く関わっていると考えられます。
東京湾からもたらされる海の幸の中で、種・量ともに豊富であり、なおかつ寿司ネタとしてもなじみの深いアオヤギやトリガイなど、二枚貝に焦点を当てた新たな視点から、「東京湾」を紹介します。
期間 2012年3月15日(木)~5月8日(火) ※終日展示
場所 葛西臨海水族園 本館2階レクチャールーム
内容- 東京湾の歴史や文化の紹介
- 二枚貝の生息地である干潟の埋め立てや水質汚濁が、二枚貝の漁獲量などに与えた影響とその変遷
- 外国の海から様々な手段で運ばれてきた外来の二枚貝
- 「貝殻の名前当てクイズ」、「江戸前!! 二枚貝寿司ネタ当てクイズ」
- 潮干狩り、釣り、磯遊び、東京湾クルーズ、屋形船スポットなど、東京湾の楽しみ方
写真:これからが旬の「アサリ」
(2012年01月26日)