葛西臨海水族園において、2012年5月24日17時30分頃保護したフンボルトペンギン1羽について、検疫の結果、異常を認めず健康状態も良好なため、下記のとおり一般公開を開始します。
日時 2012年6月7日(木)から
場所 葛西臨海水族園「ペンギンの生態」展示場
種類 フンボルトペンギン(幼鳥)
性別 オス ※捕獲後のDNA検査でオスと判定
健康状態
(1)全般
栄養状態は良く、摂餌も良好です。
(2)目の異常
眼の充血や腫れは、目薬の治療により治癒しています。
(3)翼付け根の状態
翼付け根につけていたリング(個体識別用)の影響で羽が一部抜けていたため、リングは当面付けません。初夏に換羽(新しい羽に換わる)するので、その後、新たな識別リングを装着します。
他の飼育個体との識別
翼付け根のリングを両翼とも装着していないことで識別できます。
今後の予定
群れに戻した後も、引き続き、摂餌や健康状態を見守っていきます。
◎関連ページ
・
「保護したフンボルトペンギンの健康状態について」
(2012年05月25日ニュース──2)
・
「脱出したフンボルトペンギンを捕獲しました」
(2012年05月25日ニュース──1)
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「どうぶつ図鑑」フンボルトペンギン
写真:検疫終了後のフンボルトペンギン
(翼付け根のリングを取った状態)
(2012年06月06日)