2008年8月8日、インドネシアからスマトラトラのメス「マニス」(Manis)が上野動物園にやってきました!
マニスが来園するまで、上野動物園ではオス2頭、メス1頭のスマトラトラを飼育していました(オス:サンティク、14歳、1995年8月27日、チェコのイヒラバ動物園から来園、オス:クンデ、3歳、2007年1月31日、スペインのフエンヒローラ動物園から来園、メス:ユリ、10歳、1997年8月20日、上野動物園生まれ)。
サンティクとユリはすでに高齢であり、今後繁殖が期待できるのはクンデだけ。そこで、上野動物園では2006年以降、インドネシア共和国政府に協力を依頼。その結果、インドネシア森林局の協力を得て、2007年7月、西ジャワ州ボゴールにあるサファリパーク「タマンサファリ・インドネシア」とのあいだで共同繁殖計画に関する覚書を結びました。来園した「マニス」は、この覚書にもとづいて、上野動物園に貸与されました(ブリーディングローン)。
マニスは2007年2月1日生まれ。現在、健康チェック(検疫)を受けています。検疫終了後、みなさんの前に登場。しばらくお待ちください!
※写真は来園した「マニス」
(2008年08月15日)
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