東園にいるペンギンは、ケープペンギン、オウサマペンギン、マカロニペンギンの3種。でも、暑い季節、外のプールにいるのは、ケープペンギンだけ。オウサマペンギンとマカロニペンギンは、涼しい部屋の中にいるんです。
ケープペンギンだけが外にいるのは、南アフリカ沿岸でくらす動物なので、比較的暑さにつよいため。
この「冷房室」は、上野動物園開園 120周年記念事業の一環として、個人の方のご寄付によって7月に完成しました。場所はペンギン池の横。カリフォルニアアシカの池とは反対方向に、ずーっとまわりこんでください。
引っ越し後も、ペンギンたちは落ちついているとのこと。
ガラス1枚へだてて、すぐそばに見えるペンギンたちは、迫力満点! 体のかたちもよく見えるので、ガラスにはりついた子どもたちからは、「ペンギンの足、おもしろいねー」とか、「うんち、白いねー」という声も。たしかに、オウサマペンギンの足はゴツイです。
冷房設定温度は22度ていどとのことですが、外からの熱も受けて、室内気温はもうすこし高くなります。
毎日11時30分と15時には、ペンギンの餌やりタイム! 通常は、冷房室の中のオウサマペンギンとマカロニペンギンからスタートします。池の前で待っていると見逃してしまいますので、ご注意ください。
そのあとで、ケープペンギン、カリフォルニアアシカも食事の時間です。
・東京ズーネット「どうぶつ図鑑」の
オウサマペンギンはココ