2月3日(金)は節分の日。ゴリラ放飼場で豆まきをすることになりました(短期に決まった催しですので、広報はしておりません)。午後1時30分、ゴリラのすがたが見える場所で、飼育担当の今西職員が「ゴリラの森」の個体について解説。世界のゴリラについての紹介もありました。
その後、放飼場の屋上から、大豆とドングリをまきました。下の放飼場に向かって「福はーウチー」。「外」は一応、放飼場とは反対の向き。
霊長類は、親指が他の指と対向して動かせるようになっているので、物を握ったり、枝をつかんだりできますが、親指と人差し指の指先で物を「つまむ」のはなかなかむずかしいようです。
しかし、ゴリラたちは、親指と人差し指で大豆やドングリをさっそくつまみ上げ、そのまま口に運んだり、手のひらにのせてから口に持って行ったりしていました。さすがゴリラ!
豆とドングリは、来園者の方にもまいていただきました。また、ミニおみやげとしてヒトが食べられる豆も配布しました。
ゴリラには、関東でも流行りつつある(?)という恵方巻きは渡しませんでした……。
・東京ズーネット「どうぶつ図鑑」の
ニシローランドゴリラはここ。
(2006年2月3日)