健康管理のため、上野動物園ではマレーグマの展示を当面の間中止します。展示再開の際はあらたえめてお伝えします。ご理解くださいますようお願いいたします。
2025年7月11日更新
マレーグマの「キョウコ」が7月10日に死亡しました。
詳細はこちらをご覧ください。
2025年7月8日更新
展示中止のマレーグマのメス「キョウコ」(30歳)の近況をお知らせします。
5月中旬から下痢や体重減少が見られ、6月上旬には麻酔下で検査をおこないました。その結果、胆のうがんや膵炎が疑われましたが、確定診断にはいたりませんでした。
抗炎症剤や強肝剤による投薬治療のほか、腎機能の低化も見られているため、皮下補液も定期的に実施しています。しかしながら、お腹が痛むような仕草が頻繁に見られるなど、体調不良が続いています。
スイカやトウモロコシなど、好みのえさを選んで毎日与えていますが、食欲にもムラが見られるため、当日の体調や選り好みによってはえさに混ぜて投薬することが難しいこともあります。
まだしばらくは展示をお休みし、室内での療養を続けますが、キョウコの生活の質(QOL)を考え、早朝のみ屋外へ出すことも検討しています。マレーグマをご覧いただけない日が続きますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
(2025年06月24日)
(2025年07月08日:近況を追記)
(2025年07月11日:お知らせを追記)