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バードハウス展示再開しました
 └─2025/03/25(05/02更新)
2025年5月2日追記:
 「展示動物の最終展示日」についてはこちらをご覧ください。



 上野動物園の「バードハウス」は鳥インフルエンザ予防のため閉館しておりましたが、近隣県における鳥インフルエンザ発生に伴う野鳥監視重点区域の指定が解除予定であることを受け、2025年3月28日(金)より展示を再開しました。

 バードハウスでは、再整備に向け鳥類の移動を始めています。当施設は上野動物園開園100周年記念事業として計画され、昭和59年(1984年)に完成しました。建築面積は642.71㎡で、非公開の管理エリアが3階に配置されています。10室の屋内展示室と2室の屋外展示場を有し、屋内展示室の一部は1~2階をまたいだ吹き抜け構造になっているため、地上を好む鳥類と、樹上にいる鳥類それぞれを間近に観察できます。

バードハウス1階
バードハウス2階

 施設内には天然光が入り、各展示室には植栽や水場など、展示動物の生態に合わせて多様な生息環境を再現しており、開館当初は生態展示の先駆けとして画期的な存在でした。

 この施設も開館から40年を迎え、老朽化が目立つようになってきました。よりよい展示および飼育環境の実現を目指し、令和7年度より再整備に向けた準備を開始する予定です。これにともない昨年から、施設内の鳥類を徐々に移動させています。

 そのため、施設内の展示種が少なくなっておりますが、ご理解いただきますようお願いいたします。


バードハウス外観

(2025年03月25日)
(2025年03月31日:展示再開にともない更新)
(2025年04月23日:展示終了種に関する情報を追記)
(2025年05月02日:展示終了種記載ページへのリンクを追記)


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