ニュース
アジアゾウ展示再開のお知らせ
 └─2025/01/21(02/17更新)
2025年2月17日(月)更新:
 管理方法の変更にともなって放飼練習をおこなってきましたが、アジアゾウ3頭の状態が安定してきたため、展示を再開します。今後は、屋外ですごす時間を徐々に延ばしていく予定ですが、当面は11時ごろに動物舎へ収容し、室内展示に切り替えます。

※体調や天候等により、観覧時間が変わったり展示が中止になる場合があります。



2025年1月28日(火)更新:
 1月27日(月)の休園日に、3頭の放飼練習をおこないました。

 「アルン」は放飼場に出ると、すぐに遊具で遊び始め、採食も良好で、とても落ち着いたようすを見せました。一方で「スーリヤ」は、いつもと違う放飼の順番に戸惑ったのか、放飼後しばらくは落ち着きがないようすでした。しかし、30分ほど経つと青草を食べ始め、その後は徐々に落ち着きを取り戻しました。「ウタイ」は、最初のうちはスーリヤが落ち着かなかったことから、予定していたよりも手前のエリアまでしか出せませんでしたが、ようすは非常に落ち着いており、青草をすぐに食べ終えていました。

 3頭とも、飼育係が想定していたよりも落ち着いたようすが見られたため、今後は開園日にも放飼練習をおこないます。ゾウたちの状況によっては中止したり、短時間で終了したりする場合があります。そのため、放飼練習の有無や予定に関するお問い合わせにお答えすることはできません。あらかじめご了承ください。

 また、室内展示の再開時期は未定です。ご来園のみなさまにはご迷惑をおかけしますが、いましばらくお待ちください。


アルンの放飼練習




2025年1月24日(金)更新:
 現在のアジアゾウのようすについて、お知らせいたします。

 「アルン」と「ウタイ」は現在、柵越しに接触はできませんが、互いに姿の見える別室ですごしています。アルンは別室になった当日から夜間の睡眠時間や採食にも問題なく、元気にすごしています。

 一方、ウタイは別室となった当日こそ採食量が減りましたが、日に日に落ち着きを取り戻し、別室となって3日目には採食量もほぼ通常通りに戻っています。また、ウタイと「スーリヤ」は柵越しに触れ合うなど、安定しているようすが見られます。

 今後は休園日を利用した放飼練習を重ねるなど、新しい管理方法への順応状況を慎重に見極めながら、公開再開に向けた準備を進めていきます。引き続き、アジアゾウたちの健康と安全を最優先に、適切な飼育管理をおこなってまいりますので、みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。


アルンの採食のようす


ウタイの採食のようす




 2024年10月に4歳になったアジアゾウのオス「アルン」の成長にともない、母親の「ウタイ」と飼育場所を分けることにしました。

 アルンは昨年(2024年)夏ごろから、母親のウタイに対して「マウント」(交尾のためにオスがメスに乗るような体勢をとること)をしようとする行動が見られるようになりました。状況を慎重に見守っていましたが、2025年に入って日々の健康管理の中で、アルンに造精能力(精子を作る能力)が確認されました。

 このことから、母親のウタイとの交配を避けるため、今後アルンはウタイと分けて飼育管理します。また、この変更にともない、静かな環境で3頭の新たな関係性を構築するため、「スーリヤ」を含めたアジアゾウ全頭の展示(屋内展示を含む)を当面の間休止します。

 ご迷惑をおかけしますが、引き続き状況を注意深く見守りながら、引き続きアジアゾウの適切な飼育管理に努めます。ご理解くださいますようお願いいたします。

(2025年01月21日)
(2025年01月24日:近況を更新)
(2025年01月28日:近況を更新)
(2025年02月17日:近況を更新)


ページトップへ