日本の両生類や爬虫類は、一部の地域をのぞいて、寒い時期に冬眠します。寝ている、というより「仮死状態」にあるのが冬眠。そんなカメやカエルの冬眠するすがたを見たことがありますか?
現在、西園の両生爬虫類館(ビバリウム)入口ちかくで、トウキョウダルマガエル、ミシシッピーアカミミガメ、クサガメの冬眠展示をしています。
写真下はトウキョウダルマガエル。ただし、撮影日(2月7日)は、展示作業の影響か、眼をあけていました。
展示にあたって、冷蔵室に入れてすこしずつ温度をさげ、冬眠させました。水槽の中をそーっとのぞきこんでみてください。じーっとしているはずです(冬眠ですからね……)。じっとしているからといって、水槽を叩くのはご遠慮ください。冬眠とはいえ、カメなどの場合、気温など、状況によっては、起き出してしまうことがあるそうです。
目をさますのは、トウキョウダルマガエルは3月下旬から4月上旬、カメは早くて3月中旬とのこと。最近、すこし暖かい日がつづいてますので、冬眠も早めに終わってしまうかもしれません。
2003年の啓蟄は3月6日。お早めにビバリウムへ!
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