子ども動物園の中にある「すてっぷ館」、その一角に「小さな動物たちのおうち」があります。ウサギやモルモットなど、体験プログラムで活躍する動物たちの飼育室をかねた展示スペースです。ガラスごしに間近で観覧することができるので、動物の姿や飼育係の作業のようすをじっくり見るのに最適です。

「小さな動物たちのおうち」でくらす動物や飼育係の仕事について、子どもたちに関心をもってもらおうと、この部屋の情報をお伝えする新聞を発行することにしました。飼育班の名称であるウサギ・モルモット班から取って「うさぎ・もるもっと新聞」と名づけました。私たちは親しみを込めて「うさもる新聞」と呼んでいます。
「うさもる新聞」は動物大好き少年の“忠道君”(チュードーくん)と、ぬいぐるみのモルモット“ぬいもる”が飼育係といっしょにつくる手書き新聞という設定です。“忠道君”のキャラクターは、70年前に子ども動物園をつくった古賀忠道園長にちなみました。

読者は小学3~4年生くらいの子どもを想定していますが、おとなも楽しめる内容です。「小さな動物たちのおうち」の中に壁新聞風に掲示するだけでなく、お持ち帰り用に印刷した新聞も設置します(枚数限定)。
また、下記リンクからダウンロードすることも可能ですが、壁新聞だけの特別なしかけがありますので、ぜひ「小さな動物たちのおうち」まで足をお運びください!

「うさぎ・もるもっと新聞」創刊号(こちらからPDFがダウンロードできます) 新聞は季刊で発行する予定です(2月、5月、8月、11月)。今後とも「うさもる新聞」をよろしくお願いいたします。
〔上野動物園子ども動物園係 高松美香子〕
(2019年03月07日)