サケとはもちろん、あの泳ぐ鮭のこと。クマの放飼場に現われるサンタクロースが、サケをまるごと、ホッキョクグマとヒグマに投げてプレゼントします!
プレゼントするサケは、新潟県内水面水産試験場の小出支場からいただいたもの。この試験場では養殖事業のために、野生のサケから卵を採取しています。卵は人工受精をして、放流するそうです。
採卵後のサケは食用にはならないので、その有効活用として30尾ほどをいただきました。
新潟県内水面水産試験場のサイトは
こちら。
12月22日(日)と23日(月・祝)、午前10時と午後2時の2回、サンクロースに扮した職員が、東園のクマ舎前にあらわれます。
19日には、報道関係の取材のために、プレゼントのリハーサルをしました。まずはホッキョクグマですが、サンタクロースがサケを持ってあらわれると、立ち上がって期待する(?)ような表情。取材陣も多く、サンタクロースはサケを手にポーズをとります。
いよいよサケを投げてやると、巨体をゆすりながら、飛びついてきました。サケは3キログラムほどもあるので、うまく勢いをつけてやらないと、遠くまで飛びません。
ヒグマにもやってみました。サケにありついたヒグマは、最初は皮のあつかいに困ったようにも見えましたが、すぐ食らいついていました。
リハーサル当日の写真は、東京ズーネット https://www.tokyo-zoo.net/ のニュースページをごらんください。
本番は上記の2日間。お客さんも楽しませて、クマも喜ばせて、餌代も節約、一石三鳥──とは飼育課長の弁。
22日と23日、クマ舎前においでください!