上野動物園では開園130周年を記念して、毎月テーマを決め、そのテーマに沿ったイベントを企画しています(
詳しくはこちら)。9月のテーマは
「伝える」です。
西園子ども動物園では、日本在来家畜の保存の取組を進めています。子ども動物園で飼育している在来家畜をめぐりながら、飼育係がリレー形式でお話しする企画を開催します。ぜひご参加ください。
日時 2012年9月29日(土) 13時~14時30分
※雨天中止
集合場所 上野動物園 西園子ども動物園まがりや前
参加方法 開始時間までに集合場所へお越しください。
リレーの順番
ウマ→ウシ→ヤギ→ニワトリ→ブタ
各10分程度のお話です。
※「日本在来家畜」とは
日本の気候風土や日本での利用目的に合うようにと生み出された家畜・家禽の品種を「日本在来家畜」といいます。各地に固有の在来種が存在していましたが、農業の近代化にともなう品種改良や機械の発達により、現在ではその数がわずかとなってしまっています。
上野動物園では、もともと家畜を飼育していた子ども動物園に在来種を導入し、その存在意義を知らせるとともに、保存への取り組みを進めてきました。現在、子ども動物園内では、ヤギ(トカラヤギ)、牛(見島牛、口之島牛)、馬(木曽馬、野間馬、トカラ馬、与那国馬)、ブタ(アグー)、ニワトリ(ウズラチャボ、東京シャモ、東天紅など)を飼育しています。
(2012年09月13日)