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「ふれあいコーナー」再開──9/24
 「めずらしい」動物よりも、子どもに人気があったりするのが、こども動物園の「ふれあいコーナー」。暑い季節、おやすみをしていましたが、ちょっとすずしくなって、再開しました。
 登場する動物はモルモットとカイウサギ。天気がちょうどよいときは、こども動物園の「うさぎ広場」でおこないますが、あつすぎたり、雨がふったりしたときは、ちかくの「まがりや」の室内で実施します(写真)。

 登場する前のモルモットたちは、うさぎ広場ちかくの家の中でスタンバっています(この家は、縦に細長い窓から中を見ることができます)。
 人気のコーナーなので並んでいただくこともあります。動物の抱き方を係員が説明しますので、よーく聞いてくださいね。おどろかさないように、ひざのうえで、そーっと、そーっと。

 参加は無料、1日1回だけですが、こみぐあいによっては、はやめにしめきることがありますので、ご注意ください。時間はつぎのとおりです。

 火曜と木曜─────午後1時30分から3時
 水曜と金曜と土曜──午後1時30分から2時30分
 日曜と祝日─────午前10時30分から11時30分

 ちなみに、モルモットの標準和名は「テンジクネズミ」(天竺鼠)。天竺はインドの古称でもありますが、「舶来」とか「遠方」などの意味もあらわすそうです。南米のコロンビアからガイアナあたりで食用家畜として利用されていたのをオランダ人が自国に連れてかえって、それが日本にもたらされたとか。当時、オランダ人はこの動物をリス科のマーモットと混同しており、そのせいで日本でも「モルモット」と呼ばれるようになったといわれています。

 さらにちなみに、英語でモルモットは guinea pig あるいはcavy。guineaは、南米のガイアナにちなむとか、アフリカのギニア経由で伝えられたからとか、諸説ありますが、しかし、なぜ pig(ブタ)?

 モルモットが pigとよばれる語源はさらにあいまいで、「鳴き声や体型が似てるから」「調理法あるいは調理したすがたがブタに似てるから」「体毛が子豚っぽいから」など、よくわかりません~。

 すくなくとも、モルモットの鳴き声はユニークです。東京ズーネット「鳴き声図鑑」で、鳴き声をきいてみてください。

(2004年9月24日)



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