ニュース
ペリカンのためのハス刈り──8/20
 台風15号の影響か、18、19日と関東でも風が強く、不忍池の池に群生したハスの葉もバッサバッサと揺れておりました。

 江戸一番の蓮池とも言われていた不忍池。「不忍」の名の由来は諸説あるそうです。ちなみに、上野の山に寛永寺が開かれたとき、上野の山を比叡山に見立てて東叡山と名づけ、不忍池の池を琵琶湖に模して竹生島にあたる弁天島を築かせたとか(以上、ウンチク)。

 そのハスがちょっと繁茂しすぎて、モモイロペリカンの通行にじゃまになってしまいました。モモイロペリカンに餌をやるとき、岸に近い場所まで呼びよせるのですが、その道をふさぐかたちで生えているのです。
 そこで本日(8月20日)、職員が池に入って少しハスを刈り、「道」を作りました。ペリカンたちは岸側に近寄るのがキライらしいので、「道幅」はもう少し広げる予定です。これで少し通りやすくなる、はず。

写真上:写真奥がペリカンの餌場
写真下:観覧デッキの前に通行スペースができた!

(2004.08.20)



ページトップへ