子ども動物園ではこれまで、毎月20日(はつか)に「ハツカネズミ祭り」を開催していました。毎日おこなっているふれあいコーナーの時間に、ふだんは30頭前後出していたハツカネズミを、100頭近く登場させ、ハツカネズミの魅力をいっそう知っていただくようにしていました。
この企画は終了しましたが、2010年9月16日からハツカネズミの新しい展示を初めました。
テーマは「下から見上げる」です。90×180センチメートルの大きさの箱にチップを敷き、ハツカネズミを入れます。その上に天井に届くようにプラスチックの網をかけ、どんどん登って行くネズミたちを見ていただきます。お腹や足の裏など、ふだん見づらいところもよく見えます。ゆらゆらゆれる網の上で、しっぽを使って巧みにバランスをとる姿にも注目してください。
場所は子ども動物園の「曲屋」(まがりや)です。土・日を中心に、午前10時半から11時半まで開催しています。
ぜひ一度足をお運びください。ハツカネズミたちがその「ちいさなからだ」から、大きな魅力を発揮してくれることでしょう。
写真上:網を使った新展示
写真下:網のてっぺんでバランスを取るネズミたち
〔上野動物園子ども動物園係 島村直子〕
(2010年09月17日)
|