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足跡がいっぱい! 子ども動物園
 └─2009/04/17

 上野動物園の子ども動物園入口に動物の足跡が登場。大きな足跡は木曽馬、小さいのはハツカネズミ。長い指3本が目立つのはニワトリ、道草を食いながら歩いているのはトカラヤギ。足跡をたどって行くと、動物に出会えます。

 上野動物園西園では最近、熱を防ぐ塗装を地面にほどこしたのですが、子ども動物園では、足跡を印刷した特殊な「シール」をその上から貼りつけました。子ども動物園入口から広場までは濃い茶色、広場の中は明るいクリーム色。

 サマースクールでも3年前から「足跡をさがせ」がテーマの一つです。そこで、実物大の足跡を、実際の歩幅で再現しました。足形をとるために、動物の足裏に墨を塗って白い紙に写し取ったのですが、何度も取り直した結果、動物の足は真っ黒、担当者の手も真っ黒……。足形だけではわかりづらいので、足裏の写真も添えてデザイナーにわたし、わかりやすい形にととのえてもらいました。

 足跡があるのは、トカラヤギ、ロバ、キソウマ、トカラウマ、ラマ、ニワトリ、ミニブタ、ミゼットホース、ハツカネズミ、ウサギです。それぞれパステルカラーで色分けし、前足と後足には濃淡で差をつけました。足跡をたどって、おめあての動物に会いにきてください!

〔上野動物園子ども動物園係長 高藤彰〕

(2009年04月17日)



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