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インドライオン到着!──3/15
 上野動物園からライオンがいなくなったのは、1991年5月のことでした。「アツシ」と「ヨシエ」の2頭が多摩動物公園に移動し、1902年から続いてきた上野動物園のライオン飼育史も幕を閉じたのです。約90年のあいだに飼育したライオンは 111頭にものぼります(ただし、第2次世界大戦中の1943年に殺処分があったため、1949年にアメリカから2頭が寄贈されるまでの期間は除きます)。

 このたび、インドライオンの繁殖をめざして横浜市立よこはま動物園(ズーラシア)とともに共同繁殖計画にとりくむことになりました。上野動物園でライオンを飼育するのは11年ぶりのことです。

 この計画によって、3月9日、ズーラシアからインドライオンのメス「チャンディ」(1996年3月9日生まれ、5歳)がやってきました。まもなく皆さんの前にお目見えします。なお、チャンディはすでに妊娠をしており、5月に出産予定です。公開までしばらくお待ちください。

(くわしくはメールマガジンZooExpressのNo.51 をどうぞ)



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