ニュース
ニホンザル赤ちゃん、名前決定!
 └─2008/11/06

 上野動物園では毎年、ニホンザルの赤ちゃんが生まれます。じつは、赤ちゃんに名前をつける際、毎年異なる「テーマ」を決めています。今年(2008年)生まれの名前のテーマは──

  「数学用語」です!

 ちょっと変わったテーマかもしれませんね……。もちろん、同じテーマは1回しか使いません。毎年あたらしいテーマを決めているのです。

 また、命名の「ルール」として、母親の名前から1文字とって、赤ちゃんの1文字目にあてます。たとえば、母親が「プラナス」の場合、子どもは「イニュウ」など(濁点・半濁点の付加削除はOK)。

  こうして決まった2008年生まれの赤ちゃんの名前は:

母親      赤ちゃん
メヤバコ → スウレツ (オス、2008年5月19日生)
ユキガッン→ セイゲン (メス、2008年5月20日生)
ーヤー → レイスウ (メス、2008年6月15日生)
ムシリ  → トレミー (メス、2008年7月23日生)
プラナス → ダイニュウ(メス、2008年8月26日生)
エフー  → シメンタイ(オス、2008年9月21日生)

※なお、赤ちゃんがメスの場合、将来母親になったときにどの文字を子どもに与えるか、あらかじめ決めておきます。今年生まれの赤ちゃんの場合、セイゲンは「ゲ」、レイスウは「ウ」、トレミーは「ミ」、ダイニュウは「ニ」と決めてあります。

 ちなみに「トレミー」というのは、「トレミーの定理」として使われることば。参考:トレミーの定理 - Wikipedia

 かわいいさかりの赤ちゃんたち。上野動物園のサル山へゴー!

(2008年11月06日)



ページトップへ