動物園との密接な協力のもと、人工繁殖や野生生物保護などの活動が積極的に進められています。2006年10月1日(日)、アジアゾウの人工授精にたずさわるトーマス・ヒルデブラント博士と、ゴールデンライオンタマリンの保全運動に取り組むデヴラ G. クライマン博士のお二人を上野動物園に迎え、講演会を開催します。事前申込制です。日本語通訳あり。
日時 2006年10月1日(日)
午後1時30分~4時
場所 上野動物園 西園動物園ホール
定員 一般の方 140名。事前申込制
主催 (財)東京動物園協会
後援 日本野生動物医学会
参加費 無料(10月1日は都民の日なので、入園も無料です)
講演1(約70分)
「アジアゾウの繁殖をめざして──アジアゾウの人工授精技術」
トーマス・ヒルデブラント博士(Dr. Thomas Hildebrandt)
動物園野生生物研究センター
(ライプニッツ研究所、ドイツ)
アジアゾウは飼育下での繁殖がむずかしい動物です。その人工授精をアメリカの動物園で進めているヒルデブラント博士が、動物園における先進的技術の一端をご紹介します。
ヒルデブラント博士プロフィール(First Europen Elephant Management Schoolのサイトより。英語)
講演2(約70分)
「ゴールデンライオンタマリンをブラジルの森で守る」
デヴラ・クライマン博士(Dr. Devra Kleiman)
スミソニアン国立動物園(アメリカ)
米スミソニアン国立動物園は、ゴールデンライオンタマリンを飼育下で繁殖させ、ブラジルの森に復帰させています。これは、希少野生生物の保護活動として先進的な事例です。飼育下繁殖と生息域内保全の連携について、野生復帰プロジェクトの中心的役割をはたしたクライマン博士にお話をうかがいます。
クライマン博士プロフィール(スミソニアン国立動物園のサイトより。英語)
申込方法
はがき、ファックス、Eメールのいずれかに、参加希望者全員の氏名・年齢、代表者の住所・電話番号をを明記し、下記宛先にお送りください( ファックス、Eメールの場合は、かならず「海外講演会係」と明記してください)。
・はがき 〒110-0007 台東区上野公園9-83
東京動物園協会「海外講演会」係
・ファックス 03-3828-8237
・Eメール
event_info@tokyo-zoo.net
※しめきりは、2006年9月15日(金)消印有効です。定員を超えた場合は抽選をおこないます。
(2006年9月7日)