土家由岐雄さんの童話『かわいそうなぞう』は、太平洋戦争中の上野動物園で、空襲によって猛獣が逃げ出すと危険だからと、ゾウをはじめ、多くの動物が殺されてしまった悲しい物語です。
この童話は、1943年の夏、上野動物園で実際に行われた戦時猛獣処分を元にして作られました。今年は、猛獣処分から80年に当たります。残念なことに、80年たった今でも世界で戦争や内乱は続き、多くの人々や動物たちが犠牲になっています。また、多くの野生動物が絶滅の危険にさらされているのも、私たち人間の活動が原因です。戦中の動物園を見つめ直すことで、人間と動物の幸せな共存について考えてみませんか。
終戦記念日特別企画 おはなし会『かわいそうなぞう』
日時 2023年8月15日(火)
①15:00-
②16:00-
③17:00-
場所 東園・動物慰霊碑横 西園・子ども動物園すてっぷ館2階
※悪天候の恐れがあるため、開催場所を変更いたします。

碁盤乗りを披露する、在りし日のトンキー
(2023年07月29日)
(2023年08月13日:場所を変更)