上野の山にある東京国立博物館・国立科学博物館・恩賜上野動物園が連携し、「キリン」をテーマに3つの施設を巡りながら、動物の観察や講義、美術品の鑑賞をおこなうユニークなセミナーです。
小学校高学年から中学・高校生の方々を優先に募集しますので、お友達どうし誘いあって、ぜひご応募ください。
日時 2012年5月13日(日)9時〜14時20分
会場 上野動物園 、 国立科学博物館 、 東京国立博物館
対象 小学5年生以上30名(応募多数の場合は小・中・高生を優先的に抽選します)
参加費 無料
内容
上野動物園「テーマ:生きたキリンの観察」
実物のキリンを観察します。おなじみの長い首のほかにも見どころはたくさんあります。 木の葉を食べて生きるために、どのような工夫をしているのか。アフリカの草原で、どのように敵から身を守ってくらしているのか。体つきやしぐさの観察から少しずつ解き明かしていきます。またここで実物をよく見ておくことは、後の2つの博物館でも役立つでしょう。解説は、上野動物園動物解説員の小泉祐里。
国立科学博物館「テーマ:キリンの骨を見てみよう」
キリンの骨を観察しましょう。キリンの長い首は有名ですが、いったい、いくつの骨があるのかな? そしてキリンの長いものは首だけなのかな? キリンの角はどんな角? そんな疑問に対して、実物の骨を見ながら考えてみましょう。そして、同じキリン科の動物であるオカピとも比較してみましょう。どんな違いがみつかるかな? 解説は、国立科学博物館動物研究部の川田伸一郎さん。
東京国立博物館「テーマ:幻の動物 麒麟(きりん)」
きりんは、もともと幻の生き物でした。体は鹿、尾は牛、蹄(ひづめ)は馬に似ていて、頭上に一本の角があり、体には五色の毛が生えているといいます。世の中が良い政治で治められているときに姿を現します。その霊獣は、古代よりおめでたい模様として、美術品の中に表されました。その幻の動物 麒麟(きりん)についてお話します。解説は、東京国立博物館教育講座室長の丸山士郎さん。
スケジュール
09:00 上野動物園表門出口前集合、受付
09:20 上野動物園でのセミナー
10:20 国立科学博物館へ移動
10:45 国立科学博物館でのセミナー
12:00 国立科学博物館にて 昼食
12:40 東京国立博物館へ移動
12:55 東京国立博物館でのセミナー
14:00 まとめ、アンケート記入など
14:20 東京国立博物館内にて解散
申込方法
参加ご希望の方は、往復はがきに下記項目を記入してお送りください。
1.セミナー名「上野の山でキリンめぐり」
2.参加者の氏名とフリガナ(大人は1枚1名まで、
「小学生・中学生・高校生」どうしは1枚4名ま
で記入可。小学生は保護者同伴も可。その場合、
保護者の氏名・フリガナもお書きください。ただ
し、1枚のはがきで複数の小学生が申し込む場合
でも、保護者は1枚につき1名まで)
3.職業・学年、年齢
4.住所(返信面にも住所、氏名を明記してください)
5.電話番号
宛先
〒110-8711 台東区上野公園9−83上野動物園「上野の山でキリンめぐり」係
(お問い合わせは教育普及係まで。代表03-3828-5171)
しめきり 2012年4月23日(月) 当日消印有効
※当日、取材が入る場合があります。ご了承ください。※個人情報につきましては本事業にのみ使用し、終了後は速やかに破棄します。
写真上:上野動物園のキリン
写真中:国立科学博物館「キリンの全身骨格」
写真下:東京国立博物館「麒麟牙彫根付」(江戸時代)
(2012年03月02日)
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