3月20日は上野動物園の開園記念日。1882年にオープンして以来、ついに 120周年をむかえました。日本ではもっとも歴史の長い動物園です。
20日は 午前9時から「一日園長」の任命式と「120人でのテープカット」をおこないました。一日園長をおねがいしたのは噺家の林家こぶ平さん。上野動物園のちかくに住むこぶ平さんは、「上野動物園は子どものころから手を引かれてきた想い出の場所」と語り、さらには父親の故林家三平さんの小咄を披露。
「パンダはなにを食べるんだい」「パンだ」
……さて、つづいて正門前で120人でのテープカット。こぶ平さんにも加わっていただきました。
一日園長として園内をまわったこぶ平さんですが、アジアゾウのスーリヤの背中に乗ったときは緊張した面もちでした。園長の任務を終えたこぶ平さんの感想は──「心なしか、昔の動物園より動物の顔がおだやかな気がします。ゾウの乗りごこちですか? ぜんぜん怖くなかったですよ!」。
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