多摩動物公園昆虫生態園では、大温室を出たところにある夜行性昆虫コーナーの展示を改修し、2004年2月28日(土)から、あたらしい種類もふくめ公開を再開しました!
外国産種を含むゴキブリ8種類を集めた「ゴキブリ大百科」では、ふだんのゴキブリのイメージを一新するような、いろいろな色やかたちをした種類をご紹介します。
なかでも見ごたえがあるのはマダガスカルヒッシングローチ。大きさは、なんと7センチもあり、刺激すると「シューシュー」と音を出します(ヒッシング=「シューという音をたてる」)。
メキシコや中米にすむグリーンバナナローチは、胸と翅に黄色いふちどりをもち、全身エメラルドグリーンの美しいゴキブリです(「東京ズーネットBB」では動くようすをご紹介しています。トップページから、TokyoZooNetBBをごらんください)。
ほかにも夜行性のカブトムシやスズムシが赤色光のもとで活動するようすや、暗闇の中でホタルが発光するようすも展示しています。昆虫園で、夜の昆虫たちの世界をごらんください!
〔多摩動物公園飼育課 田畑邦衛〕
写真はグリーンバナナローチ
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