昨年(2007年)12月から多摩動物公園では特別展「とうきょうネズミ」を開催しています(2008年4月8日まで)。
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この特別展で展示しているカヤネズミとハツカネズミが見ごろです!
カヤネズミはすでに3回も繁殖し、大きいのやら小さいのやらが茅(カヤ)の上を走り回ったり、球巣(きゅうそう、球形の巣)から顔を出したり、激しく動き回っています。餌のある場所では、ケンカもせず、「車座」になって食べています。
ハツカネズミもめでたく5頭の子ネズミを出産しました。目が開いたかと思ったら、早いもので親たちといっしょに木に登ったりして遊んでいます。耳が大きく、目もまん丸で、まるでミッキーマウスです。
このほか、いたずらっこのハタネズミたちは土を掘り起こし、入れた木片を跡形もなくかじりつくてしまいました。「僕たち何も悪いことしていないよ!」という顔をしながら、かじりすぎた自分たちの小屋の中に4頭で仲よく入っています。
特別展ではアカネズミ、ヒメネズミ、ラット、マウスも展示しています。1か月後の2008年4月8日で特別展は終了。ネズミたちに会いに、ぜひ多摩動物公園までおいでください!
写真上:カヤネズミ
写真下:ハツカネズミ
〔多摩動物公園教育普及係 斎藤れい子〕
(2008年03月07日)