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アフリカゾウの「パオ」、急逝
 └─2007/07/13
 多摩動物公園で父親タマオ(2006年8月8日死亡)と母親アイのあいだに初めて産まれたオスの「パオ」が、富士自然動物公園(富士サファリパーク)で死亡しました。

 パオが生まれたのは1998年4月25日。富士サファリパークに移動したのは、2001年10月17日でした。繁殖を目的とした貸借契約にもとづき、多摩動物公園から貸出(ブリーディングローン)をしていたのです。

 パオは2007年7月初旬から食欲低下が見られ、ほとんど水も飲まないような状態におちいっていました。検査の結果、細菌感染が疑われたため、投薬などを続けていましたが、7月11日、残念ながら死亡しました。

 なお、パオの妹である「マオ」(2002年6月13日生まれ)は、2006年6月13日、盛岡市動物公園に移り(同じくブリーディングローン)、元気でくらしています。

(2007年7月13日)



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