多摩動物公園では、2005年に新オランウータン展示施設が完成し、「スカイウォーク」の展示が始まりました。今年でスカイウォーク完成から20周年を迎えることを記念して、講演会を実施します。

スカイウォークを渡るオランウータン
日 時 2025年8月17日(日)
13時30分~15時20分
※終了時間が前後する場合があります。
場 所 多摩動物公園ウォッチングセンター動物ホール
対 象 小学4年生以上
定 員 100名 ※事前申込制、応募者多数の場合は抽選
講 師 黒鳥 英俊氏
認定NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパン理事長、
日本オランウータン・リサーチセンター代表理事
内 容 講演1「プロジェクト スカイウォーク」
講演2「オランウータンのふるさとはボルネオの森」
要 旨
2025年4月にスカイウォークが20周年を迎えました。完成当初はオランウータンが渡らないなど、多くのハプニングがありました。今回は、当時のエピソードなど交えながら、どのようにこの施設が利用されてきたかについてお話をいたします。
また、5月には、当園で半世紀以上を過ごしたオランウータンのオス、「キュー」の本を発行しました。キューは幼児期に現地から連れてこられ、日本で保護され来園しましたが、この間、キューのふるさとであるボルネオでは、今ではオランウータンが住めないほど開発が進んでいます。この現状を皆さんに知っていただき、どのように動物園からサポートすべきか、そして私たちもどうすれば森を守り共存できるかを一緒に考えてみたいと思います。

黒鳥英俊氏とオランウータンの「キュー」
黒鳥氏プロフィール
北海道函館市出身。茨城大学農学部を卒業し、千葉大学大学院を修了する。入都後、恩賜上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園などで30年以上にわたり、大型類人猿を中心に飼育を担当する。その間、ゴリラの共同繁殖のほか、ゴリラ舎やオランウータン舎などの工事に携わる。その後、上野動物園の教育普及部門に移り、教育普及活動を担当する傍らで、大学などで教鞭をとる。また、大学の研究所でオランウータンの研究を続けていたが、動物園を退職後、急激に悪化する生息地の現状を目の当たりにし、一転して現地での保全活動に力を注ぐようになり、現在に至っている。
応募方法
受付フォームで以下のとおりお申し込みください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netおよび@kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。なお、お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、多摩動物公園 教育普及係までご連絡ください。
《こちらの受付フォームからお申し込みください》
※外部サイト(kintoneapp.com)に移動します。kintoneapp.comは、トヨクモ株式会社が管理運営するウェブサイトです。今回のプログラム参加者募集に際して応募者の方々からご提供いただく個人情報は、トヨクモ株式会社が管理するサーバーに厳重に保管し、目的のための使用終了後、すみやかに削除するなど、厳正かつ適正な運用をおこないます。
【問い合わせ先】多摩動物公園 教育普及係
042-591-1611(代表) ※受付時間は9時30分〜17時
【締 切】2025年7月19日(土)送信分まで有効
注意事項
※
応募はひとり1回に限ります。また、1回につき4名分まで応募できます。
同じ応募者による複数回の応募はすべて無効となりますのでご注意ください。
※応募者多数の場合は抽選とし、
当落に関わらず7月25日(金)までにメールでお知らせします。
※お申し込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該プログラムに関するご連絡のみに使用します。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
(2025年06月26日)