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さようなら、グレビーシマウマ「コマコ」
 └─2011/11/28

 多摩動物公園で飼育しているグレビーシマウマの「コマコ」(右写真)が死亡しました。

◎死亡したグレビーシマウマ

死亡日 2011年11月26日(土)未明
名前  コマコ
性別  メス
年齢  21歳(1990年1月9日当園生まれ)
死因  急性腎不全

※グレビーシマウマは、現在、野生での生息数が2,000頭前後で絶滅が心配されており、東京都が繁殖に力を入れる「東京都ズーストック種」にも指定されています。

◎コマコについて

 1990年1月9日に父親ウェリントンと母親ハルコの間に誕生しました。11月21日頃から左後脚を地面に上手く着けて歩行することが困難となり、寝室で横になって休むことが多くなりました。
 ようすを見守ってきたところ、11月26日朝8時頃寝室で死亡している「コマコ」を発見しました。
 「コマコ」は残念ながら一度も出産することがありませんでした。

 グレビーシマウマの年齢21歳は、(社)日本動物園水族館協会の資料の最高齢が22歳であることと比べても、高齢だったと言えます。

◎当園での飼育状況

 当園のグレビーシマウマは、6頭(オス3、メス3)になりました(死亡したコマコは含みません)。

(2011年11月28日)



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