多摩動物公園の「昆虫園本館」が4月25日にオープンします! 多摩動物公園には昆虫展示施設として、巨大な温室を中心とする「昆虫生態園」と、旧来の「昆虫園本館」がありますが、本館の方は1969年7月の開館以来、30年を超えました。そこで、老朽化に対処するため、2001年6月から全面的に建てかえ工事をすすめてきました。
延床面積は約1,150平方メートルから約1,500平方メートルに拡張。2階建ての建物は、上から見るとトンボのすがたをしています。
1階は「触れ合い」のフロア、2階は「まなび」のフロアと位置づけ、さまざまな展示を予定しています。たとえば、1階では暗闇の中で美しく幻想的な光を放つグローワームの展示室や、「体験的展示空間」「ふれあいコーナー」などの施設を設置。グローワームについては通りぬけ式のスペースを準備し、天井に光る“天の川”を展示します。
2階ではナナフシや甲虫類の実物展示、昆虫のからだや動きを説明する模型、標本、映像、グラフィックパネルなどを展示。また、世界最大の南米産甲虫ヘラクレスオオカブトの展示もおこないます。
4月25日(木)は昆虫園本館リニューアルを記念して式典を開催し、式典後に一般公開します。生まれ変わった昆虫園本館にご期待ください!
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