◎イワトビペンギンの展示を再開しました
南極周囲の島々に住むイワトビペンギンにとって、日本の夏はとっても暑くて大変です。しかも、今年は記録的な猛暑。連日30℃を超す真夏日に、暑さには比較的強いフンボルトペンギンですら、うんざりした顔をしていました。しかし、最近になってやっと秋らしい気候となり、ほっと一息というところでしょうか。
避暑と繁殖のため、冷房のきいた快適な部屋で過ごしていたイワトビペンギンですが、この夏はあまりの暑さにクーラーが悲鳴をあげ、温度が思うようにさがらないというハプニングもありました。
しかし、無事ピンチを乗り切り、2羽の子どもが巣立ちました。2007年10月18日には「ペンギンの生態」でイワトビペンギンの展示を再開し、子どももデビューしました。体の大きさはもうおとなと変わらないくらいまで成長していますが、目の上の黄色い羽かざりがないのが特徴です。
ぜひみなさんも「ペンギンの生態」でイワトビペンギンの子どもを探してみてください。
〔葛西臨海水族園飼育展示係 山口香子〕
(2007年10月26日)
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