実験展示コーナー「10min ライブ」では「ウミホタルの発光」にかんする実験展示をおこなっていますが、7月1日から新展示「貝の歯」がはじまりました。
貝の歯?と思われるでしょうか。巻き貝のなかまには、口にあたるところに「歯舌」(しぜつ)という部位があり、小さな「歯」がたくさんならんでいます。
二枚貝類をのぞく軟体動物の「口球」(消化管の先端のふくらんだ部分)には、この歯舌があるとのこと。
巻き貝のなかまは、この歯をつかって、岩などの表面にはえている藻類をけずりとって食べます。
巻き貝が、そのユニークな歯をつかって餌を食べるようすを、顕微鏡で観察してみませんか? 標本や模型もつかって解説します。
実験展示「貝の歯」は、毎日午後2時15分から(「ウミホタルの発光」は毎日午前11時45分と午後3時45分から)。
*写真は巻き貝のコシダカガンガラ
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