葛西臨海水族園では、サンゴやサンゴとともにくらす生き物たちを展示する
「サンゴ礁の海」水槽をオープンしますので、お知らせします。

展示種のイメージ
展示開始日時
2022年7月21日(木)
場所
本館2階 旧「大洋の航海者 サメ」水槽
新施設の特徴
あたたかい海に広がるサンゴ礁では、光あふれる水中にさまざまな形のサンゴのなかまが海底を覆い、たくさんの生き物がサンゴを利用してくらしています。
サンゴ礁とは、イシサンゴや有孔虫、石灰藻などがつくり出した石灰質が、長い年月をかけて積み重なってできた地形のことです。複雑な迷路のような構造になり、生き物が身を隠すのに役立っています。また、サンゴに共生する
褐虫藻の光合成により、たくさんの栄養がつくり出されます。そして、サンゴの出す粘液やサンゴ自体がえさとなることで、サンゴ礁にくらすたくさんの生き物を支えているのです。
「サンゴ礁の海」水槽では、そのような多様な生き物のくらしを再現し、観察できる水槽となっています。
代表的な展示動物
エンタクミドリイシ、スギノキミドリイシなど造礁性イシサンゴ類や、デバスズメダイ、カスミチョウチョウウオなど、サンゴ礁にくらす生き物を展示します。
なお、「大洋の航海者 サメ」水槽で展示していた生物はほかの水槽に移動して展示しています。
「大洋の航海者 サメ」水槽から移動した生物
アカシュモクザメ、ウシバナトビエイ、ツマグロ、スミツキザメ、
マイワシ(「大洋の航海者 マグロ」水槽)、ネコザメ(「渚の生物」水槽)
(2022年07月14日)