葛西臨海水族園の展示水槽「大洋の航海者:マグロ」では、2014年12月から2015年1月にかけて展示中のクロマグロ、ハガツオ、スマの死亡が続いた結果、しばらくマグロのなかまの展示は、クロマグロ1尾のみになっていました。
マグロのなかまの展示回復を目的に、5月15日にハガツオを21尾、22日にスマを29尾導入しました。これらはクロマグロと同じサバ科魚類で、クロマグロ展示へ向けての取り組みの第2段階です(取り組みの詳細についてはこちらの記事をごらんください)。
ハガツオとスマは当初、慣れない環境に落ち着かないようすで、しばらくは初期の死亡が続き、みなさんには大変ご心配をおかけしました。
今後、第1段階で導入したアカシュモクザメ、タカサゴ類とともに、これらサバ科魚類2種の状態をよく観察し、クロマグロ導入について判断していきたいと思います。
・「大洋の航海者:マグロ」の展示生物種と数(2015年6月3日8時現在)
クロマグロ 1尾
スマ 16尾
ハガツオ 17尾
アカシュモクザメ 2尾
タカサゴ類 約500尾
写真:展示水槽「大洋の航海者:マグロ」(2015年6月2日撮影)
(2015年06月03日) |  |
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